相場格言「天井三日、底百日」とは?意味を解説!
nekoji
この記事では、相場格言「天井三日、底百日」の意味と、株式投資への活かし方を解説します。
相場格言を知って学ぶことで、実際の株式投資で起こる様々な状況に対応できるようになりましょう!
格言の由来
「天井三日、底百日(てんじょうみっか、そこひゃくにち)」は、日本の相場師である、山崎種二氏の言葉であるとされています。
格言の意味
「天井三日、底百日」の「天井」は株価の一番高い所を、「底」は株価の一番低い所を指しています。
天井は三日ほどの短い期間しかなく、底は百日ほどの長い期間続くという意味です。
格言から学べること
プラスの材料がでた会社は、市場から一気に注目されるようになります。
株価も大きく上昇していきます。
しかし、話題性がなくなってくると、注目度はだんだん下がっていきます。
すでに株を買っていた人は売り始め、新規で買う人も少なくなるため、自然と株価は下落していきます。
市場は常に話題やニュースを探し求めていますから、一度ほとぼりが冷めると、株価が上がりきったところから、下がり始めるまでのスピードはとても速いものです。
逆に、注目されなくなり株価が低迷していくと、再び注目されるような材料が出るまでは、株価は上がることができません。
そのため、再び株価が上昇し始めるまでには、かなりの時間を要します。
このことから、天井は短く、底はとても長いということがいえます。
まとめ
株価が下がりきると、上がるまでにはかなりの時間を要します。
市場からの注目度や、株価のトレンドを読むことが大切です。
最後に今回の内容をまとめておきます。
簡潔に言うと…
- 天井にある期間は短く、底の期間は長い
- 株価は話題性で上がっていく
- 一度注目されなくなると、上がるまでに時間を要する