相場格言「風が吹けば桶屋が儲かる」とは?意味を解説!
この記事では、相場格言「風が吹けば桶屋が儲かる」の意味と、株式投資への活かし方を解説します。
相場格言を知って学ぶことで、実際の株式投資で起こる様々な状況に対応できるようになりましょう!
格言の由来
「風が吹けば桶屋が儲かる(かぜがふけばおけやがもうかる)」は、江戸時代の本に書かれた言葉に由来します。
「風が吹くと、埃が立つ。埃が人の目に入ると、失明する人が増える。失明した人は三味線を弾くので、三味線の材料である猫の皮が必要になり、猫が減る。猫が減るとネズミが増え、ネズミは桶をかじるので、桶屋が儲かる」というものです。
格言の意味
一見何の関係もないように見えることが、実は関係していて、意外なところに影響が出るということを表した格言です。
格言から学べること
世の中では、一見関係ないようなものが、意外なところに影響を及ぼしていることがあります。
株式投資も同じで、どの銘柄が上がりそうかを考えるときには、様々な現象や、事象がどこにどう影響していくかを考えることが大切です。
例えば、2020年にコロナが蔓延したことで、外出自粛で家にいる人が増えました。
その影響でコロナ太りになった人が増えたり、日々の運動不足から健康意識が高まったりしました。
その影響で、プロテインや健康食品が多く売れるようになったり、フィットネスジムが増加したりしました。
このように、今社会で起こっている現象や流れを把握し、連想ゲームのようにどこに、どこまで影響が出るかを予想することが必要です。
こういったことができるようになれば、他の投資家よりも先回りして、あらかじめ株を仕込んでおくことで、大きな利益を上げることができます。
まとめ
株式投資では、他の投資家よりも先回りして株を買うことで、大きな利益を得ることができます。
物事の影響を連想して、先回りできるようにしましょう。
最後に今回の内容をまとめておきます。
- 一見関係ないように見えるものが実は関係している
- 社会で起きている現象を把握し、影響範囲を予測する
- 他の投資家よりも先回りして株を買う