【投資の基本】リバランスについて 分かりやすく解説!
こんにちは、ねこじです。
今回は、リバランスについて解説していきます。
この記事で、
これらの疑問を解決していきます。
長期で資産運用したいという人には、必要な知識ですので、ぜひご覧ください。
リバランスって何なの?
リバランスは、資産バランスを見直すことなんだ
リバランスとは、元々の資産バランスから配分が変化したときに、元の配分に戻したり、改めて見直したりすることです。
投資を続けていると、当初の資産バランスからズレが生じてきます。
例えば、株式市場が好調だと、全資産における株式の比率がどんどん高くなってきます。
逆に、株式市場が軟調で、株価が下落していると、株式の比率は下がってきます。
このような、当初の資産バランスが崩れたときに、元に戻すのがリバランスです。
資産バランスが崩れるとどうなるの?
リスクとかが、想定していたよりも大きくなってしまうんだ
資産配分を組む際には、リスクなどを考慮して配分を考えます。
その配分が崩れた状態を放置すると、想定していたリスクよりも高くなったり、低くなったりしてしまいます。
その結果、思いがけない損失などが発生することになります。
ですから、定期的に資産バランスを確認して、必要な場合はリバランスを行うことが重要になります。
元々の配分からズレちゃったら、資産配分を考えた意味ないもんね
だから、リバランスをする必要があるんだね
資産配分のやり方についてはこちら
リバランスが大事なのはわかったけど、じゃあどうやってやればいいの?
リバランスのやり方は2種類あるよ
リバランスの2種類のやり方を紹介します。
1つ目は、全資産に占める割合が、上がった資産を売るという方法です。
例えば、現金と株式の2種類で運用していた場合で、株価が上昇していき、株式の割合が多くなったとしましょう。
この場合、株式を売却することで現金と株式の割合を元に戻すことができます。
2つ目は、全資産に占める割合が、下がった資産を買い増すという方法です。
例えば、現金と株式の2種類で運用していた場合で、株価が下落していくと、株式の割合が少なくなっていきます。
この場合、株式を買い増すことで、元の比率に戻すことができます。
どっちのやり方がおすすめとかはあるの?
2つ目の、比率が下がった資産を買い増す方法をおすすめするよ
基本的には、買い増すやり方をおすすめします。
このやり方は、資産を売らずに配分を調整するので、ノーセルリバランスと呼ばれます。
なんで、買い増すやり方のほうがいいの?
それは、複利の効果を活かすことができるからだよ
株式投資では、利益に対して約20%の税金がかかります。
ですから、できるだけ資産を売らずに運用することで、複利の効果が大きくなり、資産が増えやすくなります。
ノーセルリバランスでは、追加投資をして資産配分を調整するので、税金がかからずに資産を増やしていくことができます。
そのため、できるだけ資産の売却ではなく、買い増しでリバランスをするようにしましょう。
複利の効果についてはこちら
リバランスはどれくらいの頻度ですればいいの?
基本的には、年に2回~3回で十分だよ
資産配分は、短期的に大きく変化するものではありません。
そこまで気にすることはなく、たまに確認するくらいが、ちょうどよいでしょう。
ただし、短期間で資産価格が暴騰、暴落した場合は、チェックするようにしましょう。
特に暴落時は、資産が急激に減るので、資産配分が変化しやすいです。
また、暴落時は、長期的に見ると絶好の買い場になる場合が多いので、買い増すことが大事になります。
暴落してるときでも、買い増したほうがいいの?
暴落時は恐怖を感じるけど、価格が安くなってるから、買い増したほうが長期的に見ると得だよ
結婚したり、子供ができたりすることで、お金が必要になることがあると思います。
このような時は、運用資産からお金を引き出して、バランスを見直すようにしましょう。
また、自分のライフステージに応じて、リスクをどれだけとるかを考え、投資資産を見直すようにしましょう。
リスクをどれだけとれるか、どれくらいのリターンが必要かは、人によって変わってくるよ
ここまで、リバランスについて解説してきました。
実際に、投資信託を利用した株式投資のやり方については、こちらの記事で解説しているので、ぜひご覧ください。
まだ、口座開設などをしていないという方は、こちらの記事を参考に、株式投資を始めてみましょう。
株式投資について、もっと学んでみよう!
今回は、リバランスについて解説しました。
ここまでご覧いただきありがとうございました。