株主優待のもらうための条件は? 注意点なども分かりやすく解説!
こんにちは、ねこじです。
今回は、株主優待のもらい方について解説していきます。
この記事で、
これらの疑問を解決していきます。
株主優待をもらうための具体的な条件や注意点について知りたい方は、ぜひご覧ください。
ここからは、株を実際に買う前に、知っておかないといけない知識があるので紹介します。
優待をもらうためには、いくつか知っておかないといけないことがあるから、説明するね
まずは、権利確定日を知っておこう!
権利確定日?
権利確定日とは、株主の権利(配当・株主優待・株式分割・株式無償交付等)を取得することができる最終取引日のことです。
この権利確定日に、株を持っていることが分かると、株主名簿に名前が記載されます。
株主優待を受けるためには、企業が定める権利確定日に、株主名簿に記載されている必要があります。
なるほど。株主名簿を見て、優待を渡す人を決めるんだね
権利確定日は、決算期末(3月末、9月末など)や中間期末(6月末、12月末など)に設定されることが多いです。
自分の欲しい株主優待を提供する企業の権利確定日を確認しましょう。
企業のHPには、必ず載っているよ
株主優待の権利確定日は、企業のHPに掲載されています。
また、「〇〇(企業名)+株主優待」で検索しても出てくるので、確認してみましょう。
じゃあ、この権利確定日までに株を買えばいいの?
いや、その2営業日前の「権利付最終日」までに買う必要があるんだ
権利確定日の2営業前を「権利付最終日」といいます。
株を買った2営業日後が、株の受渡日(決済日)になります。
ですから、株主名簿に記載されるには、この権利付最終日の大引け(日本株は15時)までに株式を購入する必要があります。
とにかく、権利確定日の2営業日前の、権利付確定日までに買わないといけないと覚えておいてね
それで、いつになったら売ってもいいの?
「権利落ち日」になれば売っても、株主優待はもらえるよ
権利付き最終日の次の営業日のことを、「権利落ち日」といいます
権利付最終日までに株を買い、その株を保有したまま権利落ち日を迎えると、株主名簿に載ります。
ですから、権利落ち日からは、株を売っても株主優待がもらえます。
権利付最終日から権利落ち日に、株を持ち越せばいいってことだね
まとめると、このようになります。
この権利確定日と権利落ち日の仕組みは、全ての企業に共通です。
また、配当金をもらうのにも、この仕組みが適用されるので覚えておきましょう。
とにかく、この権利付最終日までに株を買って、持ち越すことが必要だよ!
- 株主優待・配当金は、権利付最終日(権利確定日の2営業日前)までに株を買って持ち越せばもらえる
- 権利付き最終日の翌日になれば、株を売っても株主優待・配当金はもらえる
企業によって、株主優待がもらえる条件が異なるよ
企業によって違う条件も存在します。
例えば、優待をもらうのに必要な株数が、企業によって変わることがあります。
基本は100株保有でもらえる企業が多いですが、1株だけの保有でもらえる企業もあれば、100株よりも多く必要な企業もあります。
また、株数によって優待の内容が変わる企業も多くあります。
保有期間によって株主優待がもらえるかどうかや、優待の内容が変わる企業もあります。
ですから、必ず株主優待がもらえる条件を確認するようにしましょう。
もらえると思ってたのに、もらえなかったら残念だから、必ず確認してね
なるほど、注意しておかないとね
- 1株でももらえるパターン
- 100株よりも多く必要なパターン
- 株数によって、優待の内容が変わるパターン
- 保有期間によって、優待がもらえるかや、優待の内容が変わるパターン
これで必要なことは全て解説したよ
この記事までで、優待投資を始めるための最低限の知識は全て紹介しました。
次は、実際に株を購入して優待投資を始めてみましょう。
まだ証券会社に口座を持っていない方は、まずは口座開設から始めましょう。
一緒に株主優待をもらってみよう!
今回の記事は以上になります。
ここまでご覧いただきありがとうございました。