【証券用語】相場格言「命金には手をつけるな」とは?意味を解説!

この記事では、相場格言「命金には手をつけるな」の意味と、株式投資への活かし方を解説します。
相場格言を知って学ぶことで、実際の株式投資で起こる様々な状況に対応できるようになりましょう!
格言の由来・読み方
「命金には手をつけるな(いのちがねにはてをつけるな)」は、日本で生まれた相場格言です。
江戸時代のコメ相場の頃から、使われてきた言葉です。
格言の意味
命金とは生活資金など、日々暮らしていくのに必要なお金のことを指しています。
株式投資をしていると、「勝ちたい」という気持ちや、負けたときの「損した分を取り返してやろう」という気持ちから、生活資金にまで手を出してしまう人がいます。
しかし、そのような時は、焦っていて冷静な判断ができていないので、利益を出すことができませんし、生活資金にまで手を出すのはリスクが大きすぎます。
そのようなことから、日々の生活に必要なお金まで投資に回してはいけないという意味です。
格言から学べること
株式投資では、資金管理が非常に重要です。
しかし、上昇相場では、日々株価が上がっていくので、「早く買わなければ」と思い、全資金を集めて、投資してしまう人がいます。
また、損失を出した後に、「取り返してやろう」という気持ちになり、生活費まで投入してしまうような人もいます。
ですが、リスクが非常に大きいですから、その状態で損失を出し続けると、生活に支障をきたします。
全資金を投資に回すと不安になりますし、損失を出した後に焦りの気持ちがあると、冷静な判断ができなくなります。
心は冷静に、資金には余裕を持たせておくことが、利益を上げるためには必要です。
ですから、生活資金のようなものまで手を出すのは絶対にいけません。
投資は余剰資金でやるようにしましょう。
冷静な気持ちをもって投資することが大事なんだね!

少しでも焦ったり、損を取り戻そうとする気持ちがあると、上手くいかないからね。

まとめ
株式投資に熱が入りすぎて、全財産を投入するような人がいますが、危険です。
資金管理をしっかりするようにしましょう。
最後に今回の内容をまとめておきます。
- 生活に必要なお金まで投資に回してはいけない
- 気持ちとお金に余裕を持たせておくことが必要
- 投資は余剰資金でやるべき