相場格言「麦わら帽子は冬に買え」とは?意味を解説!
nekoji
この記事では、相場格言「麦わら帽子は冬に買え」の意味と、株式投資への活かし方を解説します。
相場格言を知って学ぶことで、実際の株式投資で起こる様々な状況に対応できるようになりましょう!
格言の由来
「麦わら帽子は冬に買え(むぎわらぼうしはふゆにかえ)」は、ニューヨークの金融街であるウォール街で生まれた相場格言です。
格言の意味
麦わら帽子を夏に買おうとすると、売り切れていたり、値段が高かったりします。
しかし、冬に買いに行くと、値段が安く売られていたりします。
株式投資も同じで、みんなが注目する前の、需要が少ない間は株価が安くなっています。
その間に株を買って仕込んでおき、人気が出てきて株価が高くなったら売ることで、儲かるという意味です。
格言から学べること
物の値段が決まる基準の一つとして「需給」があります。
麦わら帽子は当然夏場に使いますから、冬の間は需要がありません。
需要がない間は、需要がある時期と同じ値段で売っても売れませんから、値段が下がります。
株も同じで、時期によって業績が変動する会社の株価は、業績が良い時に上がり、悪い時に下がる傾向にあります。
ですから、まだみんなが注目していない株価が低い状態の時に、先回りしてあらかじめ仕込んでおくことが必要であると示しています。
まとめ
需給を意識することで、利益を上げやすくなります。
また、周りが気づいていない間に、先回りして仕込んでおくことで、安く買えます。
最後に今回の内容をまとめておきます。
簡潔に言うと…
- 「需給」を意識するべき
- 需要が少ない間は価格が低い
- 注目される前に先回りするべき