【証券用語】相場格言「早耳の早倒れ」とは?意味を解説!

この記事では、相場格言「早耳の早倒れ」の意味と、株式投資への活かし方を解説します。
相場格言を知って学ぶことで、実際の株式投資で起こる様々な状況に対応できるようになりましょう!
格言の由来・読み方
「早耳の早倒れ(はやみみのはやだおれ)」は、日本で生まれた相場格言です。
昔の相場から使われてきた言葉です。
格言の意味
「早耳」とは、相場の上げ下げの情報を人より早く知ることを表しています。
相場は情報で動くので、人より早く情報を得れば儲けられる確率が高くなります。
しかし、早耳で得た情報は誤った情報であったり、情報を精査せずに早耳情報で買ってしまいがちで、結果的にうまくいかないことが多くあります。
つまり、誰よりも早く手に入れた情報を使って売買をしても、うまくいかないことがあるという意味です。
格言から学べること
株式投資において、情報収集能力は大切です。
早く情報を手に入れられると、その分他の投資家よりも先回りして、株を仕込んでおくことができます。
しかし、その情報の正確性や、株価への影響力をきちんと認識しておかないと、本当にその情報によって、株価が上がるかどうか分かりません。
嘘の情報や、噂程度の情報でも、株価が上がっていくことはあります。
ですが、その情報の真意を投資家たちが認識した瞬間、株価は下落していきます。
ですから、新しい情報を手にいれても、一度立ち止まって、その正確性を確かめたうえで、売買に活かすことが大切です。
また、現在ではインターネットが発達していますから、新しい情報を皆が一斉に手に入れることができるので、そもそも早耳情報で売買することに意味がないともいえます。
焦って売買するとうまくいかないことが多いよね。

焦らずに、しっかりと情報を精査した上で売買するかどうかを決めようね!

まとめ
情報を鵜呑みにしてはいけません。
情報の真意を確かめてから、投資するようにしましょう。
最後に今回の内容をまとめておきます。
- 新しい情報が正しいとは限らない
- 情報の正確性を確かめる
- 一度立ち止まって、株価への影響度を考える