相場格言「小回り三月、大回り三年」とは?意味を解説!
nekoji
この記事では、相場格言「小回り三月、大回り三年」の意味と、株式投資への活かし方を解説します。
相場格言を知って学ぶことで、実際の株式投資で起こる様々な状況に対応できるようになりましょう!
格言の由来
「小回り三月、大回り三年(こまわりさんつき、おおまわりさんねん)は、株式評論家である犬丸正寛の言葉です。
格言の意味
相場にはトレンドがあり、短くて三か月、長いと三年続くという意味です。
格言から学べること
株価の動きには波があり、サイクルがあります。
短期的で、目先の動きの場合は、トレンドが三か月ほど続くとされています。
三か月というのは、1年に4回ある、上場企業の決算発表の間隔と同じです。
ですから、短期的な投資家の人気や、情報が三か月で入れ替わるため、このように言われています。
一方で、長期的で景気や世界経済の拡大によるトレンドは、長くて三年続くとされています。
景気や経済の波、選挙や自然災害は、三年ほどの長いスパンで変化したり、起ったりします。
このような、個別銘柄だけでなく、市場全体に影響を及ぼすような、大きな要素によって、株価が動くのは、三年も続くということを示しています。
まとめ
株価の動きには、トレンドがあります。
そのトレンドを意識しながら、銘柄選びや業種を選ぶとよいでしょう。
最後に今回の内容をまとめておきます。
簡潔に言うと…
- 株価の動きにはトレンドがあり、その長さは状況によって変わる
- 短期的で目先の動きによるトレンドは、三か月ほど続く
- 長期的で大きな動きによるトレンドは、長くて三年続く