相場格言「バラを切るごとく売るべし」とは?意味を解説!
nekoji
この記事では、相場格言「バラを切るごとく売るべし」の意味と、株式投資への活かし方を解説します。
相場格言を知って学ぶことで、実際の株式投資で起こる様々な状況に対応できるようになりましょう!
格言の由来
「バラを切るごとく売るべし(ばらをきるごとくうるべし)」は、日本で生まれた相場格言です。
昔の相場から使われてきた言葉です。
似た格言として、「頭と尻尾はくれてやれ」があります。
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格言の意味
バラが八分咲きの状態で切るのが良いのと同じように、株式投資も八分目くらいで売却するのがよいという意味です。
格言から学べること
咲いているバラを切り花にしようとしたときには、八分咲きのころがよいとされています。
なぜなら、ピークの少し前の状態で切ると、花の美しさを少しでも長く楽しむことができるからです。
満開の状態のときに切ってしまうと、すぐに色あせて花びらが落ちてしまいます。
しかし、ピークの状態や時期を見極めるのは非常に難しいことです。
株式投資も同じで、満開(株価が一番高い所)を狙って売ろうとしても、その前に株価が急落してしまうかもしれません。
天井を打った後は急落することが多い傾向にあります。
そもそも、天井がいつになるかを予想するのは困難です。
ですから、利食いは欲張らずに、八分くらいのところできっぱりと売ってしまうのが、リスクも低く堅実な投資であるといえます。
まとめ
株価の高値で売るのは、非常に難しいことです。
最初から欲張らずに、自分の思ったところで利食いすることが大切です。
最後に今回の内容をまとめておきます。
簡潔に言うと…
- バラは「八分咲き」の時に切るのがよい
- 株価の天井を予測するのは困難
- 投資も同じで欲張らずに八分目で利食いするべき