相場格言「羹に懲りて膾を吹く」とは?意味を解説
nekoji
この記事では、相場格言「羹に懲りて膾を吹く」の意味と、株式投資への活かし方を解説します。
相場格言を知って学ぶことで、実際の株式投資で起こる様々な状況に対応できるようになりましょう!
格言の由来
「羹に懲りて膾を吹く(あつものにこりてなますをふく)」は、日本のことわざです。
昔の相場から使われてきた言葉でもあります。
格言の意味
「羹(あつもの)」とは、熱い吸い物のことを、「膾(なます)」とは、魚や野菜を酢で和えた料理のことを指します。
熱い吸い物で火傷した者は、それに懲りて冷たい膾を食べる時にも、息をフーフーと吹きかけてから食べるようになるという意味です。
格言から学べること
一度吸い物で火傷すると、その失敗に懲りて、過度に臆病になってしまい、余計な所でも、恐れるようになってしまいます。
株式投資も同じで、一度失敗して損失を出すと、臆病になって、もう二度とやりたくなくなります。
しかし、大事なことは、その失敗を反省し、次に活かすことです。
失敗は投資家の誰もが経験することですし、失敗を通してリスク管理を学ぶことができますから、へこたれずに継続することが大切です。
特に、株式投資においては、退場せずに、相場に居続けることが非常に重要です。
投資にはリスクがつきものですが、失敗を通して、リスクを正しく恐れることができ、回避することができるようになります。
まとめ
株式投資では、辞めずにやり続けることも大事になります。
失敗も経験して、学ぶことができれば、リスクを回避できるようになるでしょう。
最後に今回の内容をまとめておきます。
簡潔に言うと…
- 一度痛い目を見ると、過度に臆病になって行動できなくなる
- 失敗から学んで、リスクを正しく恐れることが大事
- 株式市場から退場せず、居続けることが重要