【証券用語】相場格言「長期投資は株価より企業力を買え」とは?意味を解説!

この記事では、相場格言「長期投資は株価より企業力を買え」の意味と、株式投資への活かし方を解説します。
相場格言を知って学ぶことで、実際の株式投資で起こる様々な状況に対応できるようになりましょう!
格言の由来・読み方
「長期投資は株価より企業力を買え(ちょうきとうしはかぶかよりきぎょうりょくをかえ)」は、日本で生まれた相場格言です。
昔の相場から使われてきた言葉です。
格言の意味
短期投資では、目先の利益を追う必要があり、企業力などよりも株価の値動きを分析する必要があります。
一方で、長期投資では、配当金の増加や株式分割による持ち株の増加が見込めます。
また、成長力のある会社に長い期間投資することで、大きな利益を得ることもできます。
そのため、長期投資では株価よりも会社が長期的に成長してくかどうかを見て、投資するべきであるという意味です。
格言から学べること
短期投資と長期投資では、見るべきポイントが異なります。
短期投資では、目先の利益を追わなければなりませんから、日々の細かい変動の中で、売買を繰り返します。
なので、株価は当然見るべきですし、トレンドや流れを意識する必要があります。
一方で、長期投資の場合は、日々の変動は無視してよくなります。
何年も先に、現在よりも株価が上がっていればよいわけですから、株価よりも、会社自体の経営方針や業績、割安割高などの指標を意識する必要があります。
企業価値や、その企業に対する投資家のイメージや見方は、すぐに変わるものではありません。
ですから、長期投資では、成長性や将来性のような、企業力があるかどうかを見極め、時間をかけてゆっくりと、利益を伸ばしていくことが大切です。
短期投資と長期投資では、戦略が全然変わってくるから知っておこうね。

長期投資の場合は、とにかく会社が成長していくかどうかに注目しろってことだね。

まとめ
長期投資では、直近の株価の動きはほとんど意識する必要がありません。
しっかりと投資する企業の成長性を見極めましょう。
最後に今回の内容をまとめておきます。
- 短期投資と長期投資では、戦略が異なる
- 長期投資は、株価よりも企業力をみるべき
- 企業力の有無を見極め、時間をかけて利益を伸ばしていく