相場格言「文殊でも備えのたたぬ商いは破れる」とは?意味を解説!
nekoji
この記事では、相場格言「文殊でも備えのたたぬ商いは破れる」の意味と、株式投資への活かし方を解説します。
相場格言を知って学ぶことで、実際の株式投資で起こる様々な状況に対応できるようになりましょう!
格言の由来
「文殊でも備えのたたぬ商いは破れる(もんじゅでもそなえのたたぬあきないはやぶれる)」は、日本で生まれた相場格言です。
昔の相場から使われてきた言葉です。
「文殊でも備えの立たぬ商いは、高下の変あれば破るる」ともいわれます。
格言の意味
「文殊」とは、知恵を司る菩薩のことです。
「三人寄れば文殊の知恵」などの言葉にも使われています。
そのような神様でも、十分な資金を備えておかなければ、利益を上げることはできないという意味です。
格言から学べること
どんなに上手い投資家でも、毎回利益を上げられるわけではありません。
予想が外れたとしても、問題ないような資金管理や、準備をしておかなければなりません。
もし、不測の事態が起こったときでも、資金管理ができていれば、様々な対処をすることができるので、リスクを下げることができます。
また、株式投資において、資金力は重要です。
同じ利益率でも、元本の額が違えば利益額は変わります。
例えば資金100万円の人が5%の利益を上げれば5万円の利益ですが、資金1億円の人であれば同じ5%の利益率でも500万円の利益になります。
なので、資金が少ない間は、どうしても大きな利益率をとろうとして、リスクの高い取引をしてしまいがちです。
ですから、リスクを減らすためにも、心理的に余裕を持たせるためにも、資金力は重要であることを示しています。
まとめ
株式投資において資金力は重要です。
毎回上手くいくわけではないので、資金管理をして備えておくことが大切です。
最後に今回の内容をまとめておきます。
簡潔に言うと…
- 投資において十分な資金力は大事
- 資金が多ければ余裕が生まれる
- リスクを減らすこともできる