相場格言「新値にはだまってつけ」とは?意味を解説!
nekoji
この記事では、相場格言「新値にはだまってつけ」の意味と、株式投資への活かし方を解説します。
相場格言を知って学ぶことで、実際の株式投資で起こる様々な状況に対応できるようになりましょう!
格言の由来
「新値にはだまってつけ(しんねにはだまってつけ)」は、日本で生まれた相場格言です。
昔の相場から使われてきた言葉です。
格言の意味
「新値にはだまってつけ」の「新値」とは、今までで一番高い価格のことです。
「過去最高値」「新高値」ともいわれます。
新値を更新した銘柄は、勢いがあるので、素直に買うべきであるという意味です。
「順張り」を推奨した格言ともいえます。
(1970年から2024年4月までの日経平均株価チャート)
格言から学べること
新値を更新した銘柄は、高値掴みした人がいません。
そのため、売り圧力が少なく、新値更新後も株価が上昇していく傾向にあります。
また、高値を更新した銘柄は、そのインパクトから多くの買いが入る傾向にあります。
低迷を長く続けてきた銘柄や、安値で放置されてきた銘柄が最高値更新した場合、そのインパクトはさらに大きくなります。
そうなると、市場での注目度が上がり、早い速度で株価が上昇していきます。
このような場合は、上昇トレンドが一定期間続きやすいので、順張りで流れに乗ることが得策だということを示しています。
反対に、安易に逆張りをすると危険だともいえます。
まとめ
新値更新時は、売り圧力が少ないので株価が上がりやすいです。
素直に上昇の流れに乗るようにしましょう。
最後に今回の内容をまとめておきます。
簡潔に言うと…
- いわゆる「順張り」を表した格言
- 新値には大きなインパクトがあり、注目される
- 素直に上昇の流れに乗るべき