【証券用語】相場格言「幽霊と相場師は淋しいほうに出る」とは?意味を解説!

nekoji
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この記事では、相場格言「幽霊と相場師は淋しいほうに出る」の意味と、株式投資への活かし方を解説します。
相場格言を知って学ぶことで、実際の株式投資で起こる様々な状況に対応できるようになりましょう!
格言の由来・読み方
「幽霊と相場師は淋しいほうに出る(ゆうれいとそうばしはさみしいほうにでる)」は、昭和の相場師である近藤信男が残した言葉です。
格言の意味
幽霊は人の多い所には出ずに、普通は人のあまりいない場所に出ると考えられます。
それと同じように、株式投資でも投資家たちが騒いでいる場所に行っても利益は出ません。
人が注目していないような、人気のないような銘柄にこそチャンスがあります。
そのため、幽霊と同じように優れた投資家は人気のない銘柄に注目して投資するという意味です。
格言から学べること
株式投資では、人気がある銘柄に人が集まっていることがよくあります。
その銘柄にどんどん皆が群がっていきますが、優秀な投資家は逆に人気のない銘柄を買い集めます。
人気がある銘柄というのは、すでに注目されていますから、気づいた時点ですでに株価がある程度高くなっています。
人気が出ていない銘柄は、当然その時点では株価が上がっていません。
注目される前に株を仕込んでおくことで、株価が上がったときにより多くの利益を上げることができます。
ですから、市場から注目されていない、将来性のある銘柄を見つけることも大事だといえます。
逆張りを示した格言ともいえます。
あえて人気のない銘柄をあらかじめ仕込んでおくことで、大きな利益を得られる可能性が高くなるよ。

いわゆる逆張りってやつだね!

まとめ
株式投資では、人気に乗ることも大事ですが、まだ注目されていない株を買い集めるのも大切です。
他の投資家に先回りして、大きな利益を得やすいといえるでしょう。
最後に今回の内容をまとめておきます。
簡潔に言うと…
- すでに注目されている株は買われて高くなっている
- 優秀な投資家は人気のない優良株を見つける
- あらかじめ仕込んでおくと値幅を最大限取れる