相場格言「登り百日、下げ十日」とは?意味を解説!
nekoji
この記事では、相場格言「登り百日、下げ十日」の意味と、株式投資への活かし方を解説します。
相場格言を知って学ぶことで、実際の株式投資で起こる様々な状況に対応できるようになりましょう!
格言の由来
「登り百日、下げ十日(のぼりひゃくにち、さげとおか)」は、日本で生まれた相場格言です。
昔の相場から使われてきた言葉です。
格言の意味
株価が上昇するのは100日のように長い時間がかかり、下落するのは10日のように短いという意味です。
格言から学べること
株価は、物色買いと利食いの売りを繰り返して上昇していきます。
その上昇に乗る投資家がだんだん増えていき、後発の買いが起きていきます。
この間も買いと同時に売りも一定数起きているので、株価が上昇していくのには時間がかかります。
このように、上昇が長い間続くと、多くの投資家が買いを入れた状態になり、多くの投資家が群がってくるので、過熱感が高まってきます。
この後、買いが一巡すると、買いと売りのバランスが入れ替わり、売りの勢いのほうが強くなります。
長い間、堅調な株価上昇を続けてきた株は、悪材料がでたり、下落が続くようになると、そのインパクトから、より多くの売りが入るようになります。
そうなると、株価は一瞬で下がっていきます。
ですから、株を買った後はじっくりと上昇を待つことが大事ですし、売るときは、焦って売ることがないように、しっかりと相場を監視することが大切です。
まとめ
株価の上昇と下落には理由があり、一般的に下落のほうが早いです。
今が株価の動きのどの場面なのかを、把握しておくことが大切です。
最後に今回の内容をまとめておきます。
簡潔に言うと…
- 株価が上がるのは時間がかかり、下がるのは速い
- 買いが続くと過熱感が高まっていく
- 過熱した後は、株価が強い勢いで下がっていく