相場格言「木は庭に植えず、山に植えよ」とは?意味を解説!
nekoji
この記事では、相場格言「木は庭に植えず、山に植えよ」の意味と、株式投資への活かし方を解説します。
相場格言を知って学ぶことで、実際の株式投資で起こる様々な状況に対応できるようになりましょう!
格言の由来
「木は庭に植えず、山に植えよ(きはにわにうえず、やまにうえよ)」は、日本で生まれた相場格言です。
昔の相場から使われてきた言葉です。
格言の意味
木を庭に植えると、頻繁に成長しているかどうかを確認したくなります。
そうではなく山に植えることで、時々気にかける程度で済みます。
心配しなくても、意外と木は勝手に育っていくので、手をかけすぎるのもよくないという意味です。
格言から学べること
木を庭のような目の届く場所に植えると、日々の成長が気になり、手をかけすぎたり、心配になって何度も見に行ったりしてしまいます。
しかし、木はそこまで手をかけなくても、勝手に育っていくものです。
木を山に植えると、何度も見に行ったりはできませんから、時々気にかける程度で、そこまで心配になったりはしません。
株式投資も同じで、頻繁に自分の保有銘柄を確認していると、日々の株価の変動に一喜一憂してしまいます。
細かい動きは気にせず、たまに気にかける程度が、心配せずに済みます。
特に長期投資やインデックス投資の場合は、一日や一週間単位の株価の動きは、無視してよいものです。
ですから、時々株価を確認するくらいが、気持ち的にも、利益を生み出すためにもちょうどよいといえます。
まとめ
長期投資の場合は、株価をいちいち気にする必要はありません。
山に木を植えたぐらいのつもりで、どっしりと構えておくのがよいでしょう。
最後に今回の内容をまとめておきます。
簡潔に言うと…
- 株価の動きを気にしすぎるのはよくない
- 長期保有の場合、一日単位の株価の動きは無視してよい
- 時々株価を確認するぐらいが結果的にうまくいく