相場格言「傍目八目」とは?意味を解説!
nekoji
この記事では、相場格言「傍目八目」の意味と、株式投資への活かし方を解説します。
相場格言を知って学ぶことで、実際の株式投資で起こる様々な状況に対応できるようになりましょう!
格言の由来
「傍目八目(おかめはちもく)」は、囲碁から生まれた言葉です。
株式投資の世界でも使われるようになりました。
格言の意味
「傍目」とは、対局を側で観戦している人を、「八目」とは、八手先のことを指します。
対局している当事者よりも、傍らで見ている第三者のほうが、客観的にかつ冷静に見れるので、八手先まで見通せるという意味です。
格言から学べること
株式投資も同じで、当事者よりも、第三者のほうが情勢や利害得失を正しく判断できるといえます。
株式投資においては、主観的な視点だけでなく、「他の投資家がどう考えるか」という客観的な視点が必要です。
なぜなら、株価があがるかどうかは、他の投資家の売り買いがどれだけ起こるかによって左右されるからです。
しかし、基本的に投資は一人でやりますから、どうしても他の投資家の見方や感覚が分からないものです。
また、投資では自分の資金が増減しますから、どうしても感情や主観が入りがちです。
そのような状態では、様々な情報や相場で起こっていることを正しく理解できないので、なかなか利益が上がりません。
ですから、意識的に一歩引いて、客観的に相場を見ることが、冷静な判断をするためには必要です。
まとめ
株式投資では、自分の考えが良ければうまくいくというものではありません。
客観的な立場に立って、他の投資家の考えも推測することも大切です。
最後に今回の内容をまとめておきます。
簡潔に言うと…
- 投資では客観的な視点が必要
- 株価は他の投資家がどういう投資行動をするかによって変わる
- 主観にはどうしても感情や偏見が入りがち