相場格言「出直り相場に逆らうな」とは?意味を解説!
nekoji
この記事では、相場格言「出直り相場に逆らうな」の意味と、株式投資への活かし方を解説します。
相場格言を知って学ぶことで、実際の株式投資で起こる様々な状況に対応できるようになりましょう!
格言の由来
「出直り相場に逆らうな(でなおりそうばにさからうな)」は、日本で生まれた相場格言です。
昔の相場から使われてきた言葉です。
格言の意味
「出直り相場」とは、株価の低迷が長く続いた後に、上昇トレンドに転じることをいいます。
このような出直り相場には逆らわず、素直にその流れに乗ったほうが良いという意味です。
格言から学べること
株価の低迷には様々な原因があります。
例えば、物価上昇による原材料の高騰、円安円高による為替の影響、戦争、世界的な不況、金利の上昇など、様々な要因が複雑に絡み合って、株価に影響を及ばします。
株価の低迷が長く続いた後、これらの悪材料が出尽くして、解消されたとき、株価は上昇し始めます。
株価が低迷していた期間が長ければ長いほど、悪材料がなくなったときのインパクトは大きいので、市場からも一気に注目されるようになります。
そのため多くの買いが入り、空売りをしていた投資家は買い戻しを急ぐので、速いスピードで株価が上昇していきます。
ですから、このような出直り相場のときは、順張りで素直にその流れに乗るべきであるといえます。
まとめ
出直り相場には勢いがあります。
この流れには素直に乗るようにしましょう。
最後に今回の内容をまとめておきます。
簡潔に言うと…
- 何らかの理由で株価が長く低迷することがある
- 長い低迷のあとの悪材料解消はインパクトがある
- 出直り相場では素直に順張りすべき