相場格言「目先筋で大成する人間はいない」とは?意味を解説!
この記事では、相場格言「目先筋で大成する人間はいない」の意味と、株式投資への活かし方を解説します。
相場格言を知って学ぶことで、実際の株式投資で起こる様々な状況に対応できるようになりましょう!
格言の由来
「目先筋で大成する人間はいない(めさきすじでたいせいするにんげんはいない)」は、日本で生まれた相場格言です。
昔の相場から使われてきた言葉です。
格言の意味
「目先筋」とは、デイトレーダーのような、短期的な相場変動で値幅をとる投資家のことです。
そのような投資家で大成する人間はいないという意味です。
格言から学べること
実際は、デイトレーダーのような目先筋でも、長く利益を上げている投資家は存在します。
ですから、短期的な期間で短く利益をとる投資手法が間違いであるわけではありません。
しかし、そのような手法で成功するには、かなりの経験が必要ですし、専業でなければできません。
普段会社員として働いているような人には不可能な投資方法です。
なので、デイトレードよりも、もう少し長い期間、株を保有するやり方をすべきです。
投資の手法は、時間軸によって変わります。
時間軸を伸ばせば伸ばすほど、会社の業績や将来性を考えて行う投資になります。
中期的に保有するやり方をスイングトレード、長期的に保有するやり方を長期投資と言います。
確率的にも、将来性や、業績の伸び、指標などを参考にして、ある程度長い期間保有するという手法のほうが、初心者でも成功しやすいですし、専業トレーダーとして行う必要もありません。
ですから、よほど能力があったり、素質があるという場合でなければ、短期売買よりも時間軸を伸ばして行うやり方をするのが得策でしょう。
まとめ
短期売買は、一般の人にはあまり向いていませんし、そもそも不可能です。
時間軸を伸ばして、スイングトレードや長期投資から始めるのがよいでしょう。
最後に今回の内容をまとめておきます。
- 「目先筋」とは、短期で売買をして利益を上げる投資家のこと
- 目先筋はかなりの能力や経験がなければ難しい
- 基本的には中長期保有するやり方がよい