相場格言「事故は買い、事件は売り」とは?意味を解説!
nekoji
この記事では、相場格言「事故は買い、事件は売り」の意味と、株式投資への活かし方を解説します。
相場格言を知って学ぶことで、実際の株式投資で起こる様々な状況に対応できるようになりましょう!
格言の由来
「事故は買い、事件は売り(じこはかい、じけんはうり)」は、日本で生まれた相場格言です。
昔の相場から使われてきた言葉です。
格言の意味
突発的な事故を起こした会社の株は買うべきで、事件を起こした場合は売るべきという意味です。
格言から学べること
時々、会社が事故を起こしたというニュースが出ることがあります。
例えば、工場の火災や、製造中の事故、地震や台風による被害などです。
このようなニュースを受けて株価は下がります。
しかし、事故の場合、企業の業績に影響が出る可能性はあるものの、軽微なものであることが多いですし、会社自体に過失がないケースもあります。
ですから、株価が下がったとしても、すぐに回復することが期待できるので、事故は買うべきだといえます。
一方で、事件の場合は逆です。
事件とは、会計不正、商品の検査不正、入札不正などが挙げられます。
そのようなものは、会社組織自体に問題があるケースが多いです。
そのため、株価が下がった後、短期的な回復は難しいと考えられます。
ですから、事件の場合は売るべきで、買ってはいけないということを示しています。
まとめ
事故の場合は、株価の回復が期待できます。
一方で、事件の場合は、企業自体に問題があるので、回復は期待できないことが多いです。
最後に今回の内容をまとめておきます。
簡潔に言うと…
- 「事故」の場合は、業績への影響が少ない場合が多い
- 「事故」は株価の回復が期待できる
- 「事件」の場合は、会社組織自体に問題がある場合が多い
- 「事件」は株価の回復が、短期的には期待できない