相場格言「資産家は恐慌時に生まれる」とは?意味を解説!
nekoji
この記事では、相場格言「資産家は恐慌時に生まれる」の意味と、株式投資への活かし方を解説します。
相場格言を知って学ぶことで、実際の株式投資で起こる様々な状況に対応できるようになりましょう!
格言の由来
「資産家は恐慌時に生まれる(しさんかはきょうこうじにうまれる)」は、アメリカの金融街であるウォール街で生まれた格言です。
格言の意味
周りの投資家が怖くて買えないような、恐慌時に買いにいくことで、資産家になることができるという意味です。
格言から学べること
恐慌時には、株価が大きく暴落します。
悪いニュースや不安な情報が連日報道され、毎日のように株価が下落し、どこまで下がるか分からない恐怖感から、投資家たちは株を投げ売ります。
しかし、このような恐怖が蔓延する状況下で、勇気を持って買いに向かうことで、大きな利益を上げることができます。
なぜなら、恐慌時には、恐怖感から投資家たちが株を投げ売りするので、企業の業績や実体よりも、さらに株が売られて、株価が下がります。
このような行き過ぎた株価の下落分は、少しすれば戻ってきます。
また、恐慌が起きても、長い目で見れば経済は必ず復活するということが、過去の歴史から見ても分かります。
実際、日本でも三菱や住友、三井のような、恐慌時に積極的に投資を行った企業が、財閥として地位を築いています。
ですから、周りの投資家の行動に流されず、恐慌時には逆張りで買いにいくことがよいといえます。
そのためには、市場の恐怖感に飲まれずに、冷静に相場を見て、売買することが必要です。
まとめ
恐慌時には、恐怖感から株を買いにいきづらくなります。
しかし、勇気を持って買い向かえる投資家が、資産家になれるといえるでしょう。
最後に今回の内容をまとめておきます。
簡潔に言うと…
- 恐慌時に恐れず投資できた人間が資産家になれる
- 恐慌が起きても長い目で見れば経済は復活する
- 周りに流されずに冷静に相場を見ることが必要