相場格言「買いは家まで売りは命まで」とは?意味を解説!
nekoji
この記事では、相場格言「買いは家まで売りは命まで」の意味と、株式投資への活かし方を解説します。
相場格言を知って学ぶことで、実際の株式投資で起こる様々な状況に対応できるようになりましょう!
格言の由来
「買いは家まで売りは命まで(かいはいえまでうりはいのちまで)」は、日本で生まれた相場格言です。
昔の相場から使われてきた言葉です。
格言の意味
現物取引の買いの損失は、家を失うくらいで済むが、信用取引の空売りの損失は、命まで奪われる可能性があるという意味です。
格言から学べること
信用取引では、空売りができます。現物取引の買いの逆で、株価が下がったときに利益が出て、上がったときに損失が出ます。
空売りはうまく使えばリスクヘッジになります。
例えば、自分の保有銘柄が買いばかりだと、日経平均株価などが暴落したときに、その影響をもろに受けてしまいます。
空売りの銘柄を少しでもいれておくと、そのようなときのリスクを軽減できます。
しかし、空売りは自分の資金以上の損失を抱える可能性があります。
株価には底があるので、どれだけ下がっても0より下にはいきません。
ですが、上がるほうには天井がありません。
なので、現物買いではどれだけ株価が下がっても、自分の資金がゼロになるだけですが、空売りの場合は、損失が無限に増えていく可能性があります。
ですから、空売りは慎重に行うべきであるということを示しています。
まとめ
信用取引は、上手く使えばリスクを軽減できたりします。
しかし、資金以上の損失を抱える危険があるので、慎重に行いましょう。
最後に今回の内容をまとめておきます。
簡潔に言うと…
- 株価の下落には底があるが、上昇には天井がない
- 空売りは自分資金以上の損失を抱えるリスクがある
- 空売りは慎重に行うべき