【証券用語】相場格言「年の内、三度より商い場なし」とは?意味を解説!

この記事では、相場格言「年の内、三度より商い場なし」の意味と、株式投資への活かし方を解説します。
相場格言を知って学ぶことで、実際の株式投資で起こる様々な状況に対応できるようになりましょう!
格言の由来・読み方
「年の内、三度より商い場なし(としのうち、さんどよりあきないばなし)」は、江戸時代の相場師である、本間宗久の言葉です。
「年中の内、両三度より外、商い致すところこれ無きものなり。この米、二三ヶ月も上がる下がる、とくと見きわめ、買い気ならば買い気立て抜くように、その間の高下に迷わず、立羽を定め申すべきことなり。それとも少しにても心もとなきことあらば、幾月も見合わせ、図に当たる頃仕掛くべし。時々、気を転じ候ては利を得ることならざるなり。」
本間宗久「相場三昧伝」
という文に由来します。
格言の意味
株式投資で、大きく利益を上げられる回数は少ない。
具体的には、チャンスとなる相場は年に3回ほどでそうそうあるものではないので、その時期をじっくり狙うというのが大切であるという意味です。
格言から学べること
株で利益を上げていくときに、小さい利益をコツコツ上げていくことは大切です。
リスクが低いですし、安定して利益を上げやすいです。
しかし、当然ながら大きな利益を上げることができれば、なお良いです。
そのようなチャンスは何回も訪れることはないですが、年に数回ほどあるものです。
ですから、そのようなチャンスをじっくり待ち、逃さないことも大きな利益を上げるためには必要です。
確かに、大きな利益を得られることができたら最高だよね!

そういうチャンスは少ないけど、年に何回かはあるから常に機会を伺っておくことが大切なんだ。

まとめ
大きく利益を上げられるタイミングが時々あります。
そのタイミングを逃さないように、普段から準備して狙っておきましょう。
最後に今回の内容をまとめておきます。
- 大きな利益を上げるチャンスは多くない
- そのようなチャンスが年に数回ほどある
- チャンスをじっくりと待ち、逃さない