【投資の基本】アセット・アロケーションとは? 分かりやすく解説!
こんにちは、ねこじです。
今回は、アセット・アロケーションについて解説します。
この記事で、
これらの疑問を解決していきます。
長期で資産運用したいという人には、必要な知識ですので、ぜひご覧ください。
アセット・アロケーションって聞いたことない言葉だけど、なんなの?
アセット・アロケーションは、投資する資産の配分のことだよ
アセット・アロケーションは、株式や債券、不動産や預金などの資産配分のことです。
長期投資では、このアセット・アロケーションを意識する必要があります。
ちなみに、アセット・アロケーションに基づいて、具体的にどの銘柄に投資するかを表したのが、ポートフォリオです。
投資をするときは、アセット・アロケーションを決めてから、ポートフォリオを決めるよ
まず、何の資産で保有するかを考えてから、具体的な投資先を決めるんだね
このアセット・アロケーションを決めるのが、長期投資においては重要になります。
なんで、重要なの?
この資産配分が、リターンに与える影響が大きいからなんだ
長期投資のように、投資期間が長い投資の場合、銘柄選択や売買のタイミングよりも、この資産配分がリターンに与える影響が大きくなります。
投資の際に選択するものとして、「資産配分」「銘柄選択」「売買タイミング」の3つがあります。
この3つのうち、「資産配分」が長期のリターンに与える影響が、85%から90%を占めるといわれています。
ですから、どの投資信託や株式を買うかよりも、アセット・アロケーションをどう組み立てるかが重要になってきます。
「何の金融商品をいつ買うか」を意識しがちだけど、一番重要なのは資産配分なんだ
なるほど、資産配分までは意識したことなかったよ
じゃあ、具体的にどうやって組み立てていけばいいの?
まずは、リスク資産をどれくらい保有するかを決めよう
アセット・アロケーションは、どれくらいのリスクを許容するかによって変わってきます。
具体的には、無リスク資産とリスク資産を、何の資産で保有し、その割合をどのくらいにするかを決めます。
- 無リスク資産→元本が保証された資産(預金、国債など)
- リスク資産→元本が保証されていない資産(株式、債券、不動産、コモディティなど)
リターンを求める人はリスク資産を多めに、安定的に運用したい人はリスク資産を少なめにしよう
リスク資産の中でも、債券のように比較的リスクが低いのもあれば、コモディティなどリスクが高いものもあります。
自分の求めるリターンやリスク許容度を満たす、リスク資産を組み入れるようにしましょう。
正直、リスク資産もいっぱいあって、どれを選べばいいかわかんないな
まずは、株式を組み入れるところから始めてみよう
リスク資産を選ぶときは、まず株式の投資信託を運用することから始めるとよいでしょう。
株式が、リスク資産の中で一番、初心者でも理解しやすく、組み入れやすいでしょう。
また、インデックス型の投資信託であれば、少ない労力である程度のリターンが期待できます。
インデックス投資についてはこちら
ただし、分散投資の観点からは、様々な資産を組み入れるのがよいとされています。
慣れてきたら、債券なども組み入れるとよいでしょう。
シンプルに組み立てることで、メンテナンスが簡単になります。
時々、資産の状況を確認する必要がありますが、シンプルな資産配分であれば、手間が掛かりません。
また、初心者は不動産やコモディティの知識が乏しいはずなので、下手に預金や株式以外の資産を組み入れると、失敗の元になります。
最初は、預金とインデックス型投資信託の2つから、始めてみましょう。
無理に知識のない資産を組み入れちゃダメってことだね
株式だけでも十分運用できると思うよ
ここまで、アセットアロケーションについて解説してきました。
実際に、投資信託を利用した株式投資のやり方については、こちらの記事で解説しているので、ぜひご覧ください。
まだ、口座開設などをしていないという方は、こちらの記事を参考に、株式投資を始めてみましょう。
株式投資について、もっと学んでみよう!
今回は、アセットアロケーションについて解説しました。
ここまでご覧いただきありがとうございました。